よくある質問
Q & A
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セメントに砂とか砂利を混ぜずにセメント単独又はセメント分が多いほうが硬くて強くなる。
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セメントは砂や砂利などを接着する接着剤です。接着剤としてのセメントだけではヒビ割れたり、強くなりません。
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「コンクリート」よく耳にする言葉ですがどんな物ですか?
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セメントは、特殊な場合以外は砂や砂利と混ぜて使います。
『セメント』+『砂』+『砂利』=『コンクリート』と言い基礎工事やビルの建設、橋げたなど容積の大きい箇所に使います。
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それでは『セメント』と『砂』だけを混ぜた物は何といいますか?
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セメント+砂をモルタルと呼び住居の外壁など薄く塗る場合に使います。
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水で練ったモルタルやコンクリートは古いモルタルやコンクリートの上に塗っても同じ材質だからハガレない。
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いいえ、セメントは水と反応して固まります。古いモルタル、コンクリートにそのまま塗りますとセメントが凝結反応に必要な水分を古い下地に吸収され、接着面が硬化不良となりハガレたり、ボロボロに落ちたりします。
対策
塗る前に、モルタルやコンクリートにスポンジや噴霧器で充分に水を含ませてから塗って下さい。
(セメント接着増強剤を塗っても良い。)
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塗ったモルタルが何日経っても表面が固まらず、手で擦るとボロボロ落ちて来るのはどうしてか?
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前の質問の場合は古いモルタル・コンクリートに水分を吸収され硬化不良を起こしましたが、この場合日当たりや風通しの良い場所で表面の水分が、セメントが硬化するまでに乾燥し、水分不足で硬化不良になったからです。
対策
表面に、ビニールシート・紙などで覆いをして急激な乾燥を防ぐ。 (1~2日位)
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冬の寒い日に塗った(セメント=モルタルを)のですが、翌日、気温が上がって来たらバラバラに剥がれ落ちたのですが‥‥‥
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セメント(モルタル)に含んだ水分が凍結、膨張して、バラバラに破壊されるからです。
対策
・緊急工事以外は、気温5℃以下での工事は出来るだけ避けること。
・止むを得ず施工しなければならない時は超速硬性(サンホーム特急セメント)、や急結性(サンホーム急結接着セメント)等のセメントを使い、硬化させて水分を含んだまま、夜を過ごさないで下さい。
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モルタル・コンクリートを塗ったら水漏れを防げるか?
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モルタル・コンクリートは、乾燥、硬化後は多孔質になります。硬化反応で余った水分や石灰分が表面へ出た穴から逆に水分が透水します。(防水しない)
対策
透水しては困る箇所へは防水セメントを使用するか、大掛かりには防水施工業者に相談してください。
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モルタル・コンクリートは燃えないので耐火性があるから火を燃やすところへ塗れるか?
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不燃ですが、耐火性はありません。
対策
火の当たる場所へは耐火セメント(モルタル)をお使いください。
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コンクリートやモルタル壁のクーラー等の配管穴を埋めようと思ったのですが、詰め込んだセメント(モルタル)が下の方へダレ落ちてうまく埋まりません。
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普通のセメントは壁面など立ち上がり部分へは型ワクを用意して流し込まなければなりません。
対策
このような場合、サンホーム「セメント粘土」をお使い下さい。粘土位の固さで硬化する特殊なセメントで手で丸めて、穴へ押し込めます。(超速硬性=15~40分位で固まります。)
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床面の穴を埋めたいのですが、使用量が少しですし、又いつ使うかわからないのにわざわざ道具(コテ)を別に購入するのも‥‥‥
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この場合サンホーム「流し込みセメント」をお使い下さい。このセメントは上記の 「セメント粘土」とは逆に、定量の水でドロドロの流状になり、そのまま穴に流し込めば、道具なしで独りでに水平になります。(超速硬性=5~30分位で固まります。)